君の膵臓を食べたい

本日の一冊はご存じの方も多いかもしれませんが、
住野よる様「君の膵臓をたべたい」です。

わたしは月に数回、本屋さんに出掛けるのですが、
いつものパターンはまず、下見に行き、候補を何冊か選ぶのです。
好きな作家様のコーナーに行き、新刊等のチェックをしたり、
新刊コーナーを見たり、売れ筋ランキングのコーナーを見たり…
あとはその本屋さんの店員さんの作ったおすすめコーナーを見たりなんかもよくします。
店員さんのおすすめコーナーは特に大好きです😍
へぇ~って結構新しい発見があったり…。 
おすすめポイントなんかが手書きポップなんかで書かれていたり。
あとはブラっと店内を歩いていてタイトルに、ビビッてくるものとか…。
そんな感じで、下見にてじっくり吟味して、次に来店した際に購入するように決めてるんです。

この「君の膵臓をたべたい」 は、確か当時ランキングのコーナーにあったのですが、
購入は何度もためらっていました。 正直、タイトルが怖くて…。
しかも帯には 「読後、きっとこのタイトルに涙する」
と書かれていましたし…。

しばらくして、映画化が決まったという話を聞き、じゃあ、ちょっと読んでみようかと思い、長い月日を経て読むことに…。

いざ読んでみると、読み始めから、あれっ?
想像した、怖い要素はなく、明るい前向きな女子高生のお話でした。

余命いくばくもない高校生の彼女の秘密を知った、男子高校生の彼。
クラスメイトの彼女の秘密を偶然知ることとなり、
余命わずかなはずなのに、明るく前向きな彼女…
そんな彼女の秘密を知る数少ない一人として、一緒に過ごす日々…
残された、わずかな日々を懸命に生きる彼女…

しかし物語は誰もが予想もしない展開に…
誰にも未来は分からない…。
そのことを誰もが胸に持ち、生きなければいけないと考えさせられます。

悲しくも、色んなことを教えてくれて、考える作品です。
本当に衝撃的な、すごい作品ですが、なんとこの作品、住野よる先生のデビュー作!😮
 (他にも素敵な作品がたくさん!それはまた、次回以降に紹介します。)

映画を見られた方も多いかと思いますが、
原作をよければ読んでみてください。
ぜひぜひ💕

タイトルとURLをコピーしました